号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

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母のお弁当

   

母にお弁当を作ってもらったのは高校3年間だった。
友人には、学食でお昼を食べる子も多くてうらやましいと思っていた。
「お弁当いらないからお金ちょうだい 学食で食べるから」
っていう日もあった。

ある日、仕事に行く前の母のお弁当を見た。
おかずが卵焼きであとは白ごはんだけだった。
「おかずはこれだけ?」と聞くと
「あんた達(姉妹3人)のは色々入れるけどお母さん
自分のお弁当はどうでもいいもん」と答えた。
何だかとてもせつなくなってしまった。私たちのために
作ってくれてるんだなと感じた。

卒業して1人暮らしを始めて、自分でお弁当を作るようになった。
めんどくさい・・・と感じることがよくある。

たまに帰省したときも母は仕事に行く事が多い。
私たちのお弁当を作らなくなった
母のお弁当は相変わらずおかず一品だ。

今度は私が母にお弁当を作ってあげる番だと思った。
お母さん、喜んでくれるかな・・・

 - 母の泣ける話

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