号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

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母と私

   

職場の人達が、自分の子供の話をする時は、ナースではなく『母親』の顔になる。 その光景を見てると…母のことを思い出してしまう。
思い出すと同時に、もしあの時助けられていたならば、こんな未来が私達親娘の間にも訪れていたのだろうか……なんてことを考えてしまう。

助けられなかった。親孝行できなかった。もっと色んなことを話し合えば良かった。もっと一緒に過ごす時間を作れば良かった。
次々と出てくる後悔に、胸が苦しくなる…。

今なら、あなたがどれ程強い人だったのか…私をどれ程愛してくれていたのか分かるのに…。

あなたが生きていた時の私は、闘病しながら仕事や育児、家事をすることがどれだけ大変なことなのか…全く分かっていなかった。

だから、決していい娘ではなかったと思う。

でも、あなたは最後まで私の事を自慢の娘だと周りに言っていたよね。
何も分かってあげれてなかった、バカな娘なのに…。

やっと、あなたに心の底からの感謝の気持ちを伝えられるような私になったのに……肝心のあなたがいない。
骨となったあなたには肉体がない。
霊感のない私は、あなたを感じることができない…。
怖い話などが大嫌いな私が初めて霊感が欲しいと思った。
あなたを感じることができるならば…どんな、怖い思いも我慢できる。

だから…どうかあなたを感じさせて欲しい。
感謝の気持ちを…ありがとう。の一言でもいいからあなたに届けたい。

たった五文字の言葉なのに…あなたはそれさえも届かない所にいってしまった…。

きっと前を向きながら歩いていたとしても、あなたのことを思い出し、何度も後悔をするのだろう…。。。

ねえ、聞こえている?
夢でいいから、出てきて。
伝えたい言葉があるんだ…。
お母さん。

 - 母の泣ける話

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