号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

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じいちゃん

   

2人の大好きなじいちゃん

母方のじいちゃんは
大工でカメラが大好きだった
僕は初孫だったのでたくさん
写真も撮られたし可愛がって
もらった
いつも『アンポンアンポン』って
言われてた
中学の時から部活に入った
一生懸命な部活だったから
休みなんかなくて会うことが
正月くらいだった
部活が朝だけの時昼間に家に
来てくれていた
僕は恥ずかしいのやいろんな
複雑な気持ちで玄関で顔を見た瞬間に
すぐ家を離れてしまった
本当は会えて嬉しかったのにね
その半年後中三になり部活の
練習試合をしに行っていたさきで
先生が祖父に不幸があったから
すぐ帰れと言われた
不幸って何?と思いつつ
帰ったから父さんがいた
じいちゃんが死んだらしい
その時意味がわからなかった
葬式の式場でじいちゃんの写真を
見た時すぐに
人のいない階段に行った
泣いた
初めてあんなに泣いた
そして後悔した
もっとじいちゃんと話がしたかった
お礼が言いたかった
謝りたかった

もう一人の父方のじいちゃんは
何かの病気だった
僕は何の病気か教えてもらえなかった
でもたまに行くたびに
衝撃をうけた
どんどん動けなくなっていって
声もうまくでていなかった
そんなじいちゃんを見たくなくて
少しさけてしまっていた
高校の時も部活をしていた
また一生懸命な部活なので
休みがなかった
高校最後の大会前に
遠くの県に行って練習試合を
泊りがけで行く遠征の二日前
じいちゃんが死んだ
正直家族は病気だったので
そんなに驚いていなかった
母さんが今日はとりあえず
部活の練習に行きって言われて
いつも通り行った
でも練習前に思い出して
涙が止まらなくなった
その日は帰らしてもらった
遠征の日と葬式がかぶってしまった
僕は葬式に行くつもりだったけど
ばあちゃんからじいちゃんが最後に
僕には高校最後の部活
頑張ってほしいから
葬式には来なくていいよ
に近いことを言っていたらしい
僕は泣いた
他の家族が泣いてなかったから
隠れて泣いた
そしてまた後悔した
遠征の日ある試合が
終わった後霊感のある友達が
後ろで優しそうなおじいさんが
いるよって言われた
その試合は体の調子がよかった

子供みたいと言われるが
僕は天国を信じてる
2人の大好きなじいちゃんに
天国で会うことが夢の一つだ

一度でもいいから

もう一回会いたいよ

じいちゃん

 - 家族の泣ける話

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