恐怖!!絶対見てはいけない!!本当にあった怖い話200話超デラックス

恐怖!!絶対見てはいけない!!本当にあった怖い話200話超デラックス

*

古ぼけた小さな鍵

   

大学生の頃、小さな個人スーパーでバイトしてた。
そのスーパーは朝の6時から開いてて、俺は早朝勤務(朝の6時~大学に行くまで)だった。
小さなスーパーなのになかなか時給が良く、1限がない日はほとんど入っていた。
しばらくして開店作業を任されるようになって、店の鍵を預かることになった。
渡されたキーホルダーには裏口の鍵、シャッターの鍵、入り口の鍵などと一緒に、古ぼけた小さな鍵がついてた。
店長に何の鍵か聞いたんだが、適当にはぐらかされてしまった。
だが、開店作業には全く使わなかったし、倉庫か何かの鍵だろうと特に気にしていなかった。

しばらくたって、いつものように勤務してると、裏口で何か叫び声が聞こえた。
店の中には俺とパートのおばちゃんの二人しかいないし、一緒に作業中だったから、
不審者かと思って裏口におばちゃんと二人で行った。
するとそこには、ぼさぼさのいかにも長い間洗っていない長い髪のじいさんがいた。
じいさんは垢だらけのパジャマのような服の上からぼろぼろのレインコートを着て、人形を抱いたまま何かうめいていた。
何がなんだかわからず絶句していると、パートのおばちゃんは冷静に「鍵を貸して」と言った。
事情がよくわからないまま鍵を渡すと、
おばちゃんはそのまま爺さんを引きずるようにして店の裏の小さい倉庫に引きずっていった。
そしてあの古ぼけた鍵で倉庫を開けると、爺さんをそこに押し込み、また鍵をかけた。
爺さんはしばらく内側から扉を叩いていた。
あまりのことに呆然としていると、パートのおばちゃんが言いにくそうに言った。
「あの人ね、ここの社長のお父さんなの。
 認知症が進んで、たまに店に来るのよ。
 昼間や夜は店長がいるからいいんだけど、朝は店長が来るまでここに入れてるのよ。
 もう社長も世話する気がないらしくてね、お風呂もいれずにほったらかしなんだって。
 ご飯もあんまりあげてないらしくてね、たまに夜に来たときに惣菜のてんぷらを食べたりするみたい」

自分の父親にボケたとはいえこんな仕打ちができるのかと思ってゾッとした。
爺さんは店長が来るまで倉庫の中から時々泣き声のような叫びをあげていた。
そんな社長や店長が怖くなりバイトはすぐに辞めた。

 - 人間の狂気

  関連記事

no image
閉ざされた一家

興味深い話しを聞いたので紹介しておきます。

警察には未公開な事件が多数あるらしいのですが、そのファイルの一つに、TSと銘打たれた事件がある。
事件はこうだ。今から7年前、千葉県内にて連続殺人事件…

no image
ナイーヴになりがちな時期

高校の頃、同じ学年で自殺者が出た。学校に来なくて、夕方くらいに亡くなったたらしい。
話が回るのは速いもんで、翌朝、登校したらすでにその話題でもちきりだった。
その彼は理系、俺らは文系コースだったので、…

no image
おい、まだかよ

俺は、女房の背中に向かって言った。どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、…

no image
あんた危ないぞ

ある夜、帰宅中夜道で後ろからついてくる男がいた。
俺は特に気に止めてなかった。

で、突然後ろから来たチャリの兄ちゃんが後ろに乗れ!と

怪しく思ったので、理由を聞くと
「後ろの男が刃物を持ってる…

no image
殺されかけた

私の実の兄が、昨年心筋梗塞で死んだ。25歳、挙式を間近に控えた秋だった。
火葬場で最後のお別れをし、炉の扉が開けられたその瞬間、
突然私の母が、私の体を炉に向けて強く押した。つーか上半身が炉に突っ込ん…

no image
知らない人に

心霊系ではないが。

幼児の時、一人で外で遊んでたら、知らない車が私の横に停まり、
運転していたやはり知らないオッサンが、
「君のお母さんが病院に運ばれた、自分は頼まれて迎えに来た者だから、早く乗って…

no image
犬のヌイグルミ

昔、妹が大事にしていた犬のヌイグルミに、
「早く起きて!今すぐ起きて!」と言われる夢を見た事がある。
それで、夢から覚めてみたら、
目の前に酒臭い息で当時別居中だった父の名前をブツブツ呟きながら俺の首…

no image
まるはっちん

今から二十年ほど前の話です。
当時、僕は小学五年生だった。
隣のクラスにはいわゆる「知的障害者」の「*川」君という子が在籍していた。
親御さんが「健常な子供と一緒にどうしても教育を受けさせたい」と無理…

no image
祖父に毒殺されかけていた

自分が実の祖父に毒殺されかけていたと知ったとき、
これは怖いと言うか悲しいと言うか、ひたすらショックだった。

中学生のとき、やたら体調が悪くて入退院を繰り返した時期があった。
そんな中、ある日突…

no image
いじめの復讐

厨時代、いじめっ子のAという奴がいた。
唯我独尊な奴で、数人の取り巻きと一緒に気の弱そうな奴を殴ったりと嫌がらせをしていた。
少なくとも取り巻き以外はAを好いていなかった。
2~3年間はクラスそのまま…