漫画家山科けいすけの話
旅先でビジネスホテルに泊まった時、夜中にフロントから電話がかかってきた。
取るとツーツーとか発信音もなく、不審に思ってると、
いきなり『…この部屋でこれからいやなことが起きる』という声がして切れた。
気がつくとその電話は夢だった。
ベッドで寝たまま「いやにリアルな夢だなあ」と思っていると、いきなり金縛りに。
そして壁ぎわに白い顔がのぞいているのが見える。
そうしてるうちにその顔の首がにゅる~とのびて、耳元まで白い顔が近づいた。
顔には口しかついてなく、何かをずっとつぶやいている。
必死で関係ないことを考えて、その言葉を聞かないようにしたという話。
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