号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

号泣必至!!超泣ける話200話超デラックス

*

距離

   

私の母親は、私の友達に「うちの子に関わらないで」とか平気で言うような人だった。

そのせいでたくさんの友達をなくしてた私は、そのうち友達と距離を置くようになった。

ある日、友達から電話で「なんで最近距離おくの」と言われた。

そいつは一番仲が良かったから母親から何度も嫌がらせを受けていた。

「もう嫌な思いさせたくないから」とだけ言うと、友達は黙ってしまった。

また一人大事な人が減ると思うと苦しかったが、図々しく「嫌いにならないでね。ずっと友達でいてね」なんて言えなかった。

無言の時間が長く続くと、受話器から鼻の啜る音が聞こえてきた。

どうしたの、と聞くと友達は息を荒くして

「うちはお前と一緒にいて、嫌な思いなんかしたことない!」
と怒鳴ってきた。

「うちが必要としてんだから、お前は余計な事考えるな!」
と震える声で怒鳴るのだ。

「大丈夫だから!」と。

涙がでた。

今までそんな事言ってくれる人なんていなかった。

私のために泣いてくれる人なんていなかった。

私は泣きながら「うん」とだけ言った。

それからどれだけ母親に嫌がらせを受けてもそいつは友達でいてくれる。

ありがとう。

恥ずかしいけど、いつか言ってみようと思う

 - 友情の話

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